芸能人の結婚になぜショックを受けないのかという話
芸能人の結婚ラッシュが騒がれている。
堀北真希・山本耕史を皮切りに、福山雅治・吹石一恵、そして千原ジュニアなど、
名だたる芸能人たちが幸せな家庭を築きはじめている。
福山雅治のときに特に顕著だったが、いわゆる「〇〇ロス」などと言って、
彼ら・彼女たちの結婚にショックを受ける人々が多いらしい。
彼の結婚が、多くの女性たちの仕事効率の低下を招いたのは明らかだろう。
思い返せば、僕は芸能人の結婚、交際報道でショックを受けた記憶がない。
上戸彩がHIROと結婚した時も、市川由衣・戸次重幸のときも、堀北真希だって特別へこまなかった。
興味がないというわけではない。
上戸彩なんて、ドラマ『アタックNo.1』の時からファンである。
以前、AKBの峯岸みなみのスキャンダルがあり、丸坊主にしたときでさえショックを受けた記憶はない。
決してふざけているのではなく、僕はAKBの黎明期に高校生活を送り、
「峯岸が一番好きだ」と言う度、クラスの男から「ブス専」と非難されたが、
それでも我を突き通したくらい峯岸みなみが推しメンであった。
ショックを受けない理由としては、芸能人と付き合いたいとか仲良くなりたいという感情がないからだと思う。
近くにいないので、今後どうにかしたいといった感情が沸かないのだ。
一方、好きな芸能人の破局、離婚報道があると、意図せず口元がほころんでしまう。
つくづく性格が悪い。
ショックを受けるのはむしろ、
身近な人や知り合いが付き合っただのなんだのという話を聞いたときだ。
「隣のクラスのかわいい子がサッカー部のあいつと付き合い始めた」という類が一番ダメージが大きいのではないだろうか。何しろ、彼氏がサッカー部である。
では、こちらのケースでの破局の噂を聞いたときはどうか。
言うまでもなく、口元がほころぶのである。
しかし性格は悪くない。何しろ、彼氏はサッカー部である。