ミクスチュア
2019.9.29 @東京芸術劇場シアターイースト
AKLO + NORIKIYO / New Drug
2019.9.26 @渋谷WWW
M-1 1回戦
2019.9.6 @ルミネ大宮
鉄割アルバトロスケット「うぬ」
2019.8.31 @ザ・スズナリ
本当に何なのか、全く分からないものを見せられた。
全く悪い意味ではなく、自分の思っていた「表現」の垣根を超えた表現であったかもしれないし、もしかしたらおふざけなのかもしれない、あるいは深い社会風刺を含有している崇高な作品なのかもしれない。
とにかく自分にとっては前例のない舞台(もしくはショートコント)であることは確かだった。
後日、この劇団が好きで毎回見に行っている先輩と話した。うろ覚えだが「自分ではコントロールできていると思っている身体表現が、他者から見たら無茶苦茶である」とか「『野球やろう』と『ヤクやろう』(劇中のセリフ)』も、彼にとっては大差のないもの」とか、いろいろ考え方がおもしろかった。
精進しよう。
庭劇団ペニノ「笑顔の砦」RE-CREATION
2019.9.20 @KAAT
日本海に面した小さな漁港町。
漁師たちが住むアパートに、ある家族が引っ越してくる。
兄弟のように仲良く、笑いの絶えない日々を送る漁師。
認知症の母親を持つ家族。
まるで違う二つの部屋、二つの時間。
しかし、次第に影響し合い、何気ない日常は変化していく。
本当はただ笑って生きていたいだけなのに。
ペニノを見るのは初めてだったが、まずその精巧でリアルな舞台セットに驚く。
今回はあるアパートの隣同士の二部屋が舞台であるが、その舞台装置の上では、役者たちに演劇を見せられているのではなく、ステージ上にある「生活」を観客側が覗き見ている感覚になった。
古びた冷蔵庫が閉まる「パタン」という響きや、狭いキッチンで作業する後ろ姿、日常生活の音を体で感じることができ、やはりこういった繊細で感覚的な出来事を感受できるという点は生の演劇は非常に優れていると思わされる舞台であった。
まんじゅう大帝国第一回単独公演「私の番です。たしかにね。」
2019.9.3 @新宿シアターモリエール
タイタン所属の気鋭漫才師、まんじゅう大帝国の初単独。
漫才に加え、幕間の映像、そしてコント1本で構成されたライブだった。
客席のウケもよく、今後の期待感の高まりを身を以て感じることができた。
一つ贅沢を言うのならば、芸風なので仕方がない部分もあるが、漫才のテンションや空気感、動きの少なさが全て同じであるため、連続で見るとどうしても飽きがきてしまった。
より幅広いスタイルを見られると嬉しい。
プレイハウス
2019.8.29 @池袋芸術劇場プレイハウス
根本宗子が作・演出、GANG PARADEの10人がキャバ嬢を演じるミュージカル。
便宜上ミュージカルとはなっているものの、私にはミュージカルというジャンルに縛られていないエンターテイメントだと思った。
舞台セットの上部にかすかに見える生バンドの迫力のある演奏とともに、GANG PARADEの楽曲が随所に挟み込まれ、本人たちが歌とダンスですばらしいパフォーマンスを披露した。
ギャンパレを生で見るのは初めてだったが、歌も上手いし、ダンスもパワフル。個々のメンバーの色も強いので、ほぼ初見の私が見てもそれぞれの役が立っていた。
「プレイハウス」めっちゃよかった〜。ギャンパレ初めて見たけど、そりゃあのパフォーマンスしたらライブ楽しくないわけない。聴きながら帰宅。 pic.twitter.com/8V9pgCaygo
— やまみやもとし (@moto33_) August 29, 2019
そしてこの作品を演出できるのは、ギャンパレのファンであり、アイドル好きである根本さんしかいないだろうなと思った舞台であった。